目の症状・悩み

病気による炎症や目の酷使による疲れ、外部からの刺激などが目の充血の原因となります。かゆみは結膜炎によって引き起こされる症状の代表的なものですが、ウイルス性の場合は他者に伝染しますので注意が必要です。

ものが歪んで見えたり、明るいはずなのに暗く感じたりするなどの症状は、重篤な眼科疾患の可能性があります。糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、眼底出血（硝子体出血）などの場合、視力の大幅な低下や最悪の場合は失明につながるケースもありますので、早急な眼科の受診が必要です。

涙の分泌量が不足していたりコンタクトレンズの長時間使用、エアコンなどの環境によって目の乾燥を感じることがあります。また、デスクワークによってまばたきの回数が減っている可能性もあります。

視界がかすむ・ぼやける、白っぽく見える、光が眩しく感じるようになったなどの症状は、角膜や硝子体、水晶体に濁りが生じたときにみられる主な症状で、代表的なものは水晶体の濁ってしまう白内障です。

視界の中にゴミのようなものが飛んで見えることを飛蚊症といいます。大きな問題ではない生理的なものもありますが、重大な疾患の症状として現れる場合もありますので、急に見え出したときや頻度・大きさが増しているときには眼科を受診してください。

ものもらいや結膜疾患、アレルギーなどさまざまな原因が考えられますが、緑内障の前兆としてまぶたの腫れと痛みが出るケースがあります。腫れの原因によって対処法が異なりますので、自己判断せずに医師にご相談ください。

目にホコリや小さなゴミが入った場合でも異物感を感じることはありますが、時間が経っても異物感がなくならなかったり涙が止まらない場合には検査を行う必要があります。

夜盲と呼ばれる症状ですが、網膜に異常がある場合の症状として現れます。根本的な治療がない遺伝的な要因による場合が多いですが、併発している疾患の治療を行うこともあります。