白内障日帰り手術の費用について | 福岡県太宰府市の「吉富眼科」|白内障の日帰り手術が可能です。

日帰り手術

白内障手術の保険点数と費用

通常眼内レンズを使用するほとんどの白内障手術(水晶体再建術)の保険点数は12,800点(1点=10円)ですので、その費用は128,000円となります。手術費用は医療保険によって1割負担の方は12,800円、2割負担の方は25,600円、3割負担の方は384,00円をお支払いいただくことになります。しかし、月ごとの支払限度額というものがあり、これは患者様の収入額によって異なります。そのため、手術を受けられた月の支払額が8,000円~45,000円と、患者様によって大きなばらつきが出ることになります。特に同じ月に両眼とも手術を受ける場合は、異なる月にまたがって両眼の手術を受ける場合よりも費用が大幅に少なく済む可能性があります。

白内障手術の保険点数と費用

マイナンバーカードの活用

このように患者様それぞれの事情によってお支払額が異なることは、例えば緑内障手術(流出路再建術眼内法14,490点、濾過手術23,600点)などにおいても同様に起こります。これまでは患者様それぞれの限度額を市役所に問い合わせる必要がありましたが、マイナンバーカードの導入によって即座に分かるようになりました。マイナンバーカードをお持ちの方は受診される際にぜひご持参ください。

マイナンバーカードの活用

多焦点眼内レンズについて

患者様からのご相談も多い多焦点眼内レンズを用いる白内障手術(水晶体再建術)についてもご説明いたします。以前は全額自費負担であり高額な費用がかかっていましたが、2020年4月より手術料金のみ保険適用となっています(選定療養)。多焦点眼内レンズは複数個所に焦点を合わせることができ、白内障の治療とともに老眼や乱視の改善が期待できるとして注目されています。ただしこのレンズは光を遠近の2つ、あるいは遠中近の3つに分けて網膜に投影しますので、視細胞が豊富にある若い方は問題ありませんが、高齢で視細胞が減少している患者様の場合は視力が出にくくなります。視細胞は脳の細胞と同じく神経細胞ですので、他の体細胞のように増殖して増えることはできず、年齢とともに減少していきます。若い方もいずれは高齢となり視細胞は減少することになりますので、慎重に検討する必要があるでしょう。

多焦点眼内レンズについて
最初のページ

白内障手術

日帰り手術
TOP