いち早く白内障日帰り手術を始め、
最前線で培ってきた経験と技術
院長・吉富文昭は1990年の開院当初より白内障の日帰り手術を実施してきました。当時、日本国内ではまだ日帰り手術が一般的ではなかった中、現在のようなリクライニング式の椅子を手術台として使用して行う日帰り手術の手法は革新的で、患者様だけでなく多くの眼科医がこの手法を学ぶために遠方からも足を運んでいました。
現在は角膜のごく一部を切開し濁ってしまった水晶体を超音波で砕いて取り出す「超音波水晶体乳化吸引術」という手術法が一般に広まっていますが、白内障が進行して水晶体が固くなってしまっている場合は、より広く角膜を切開して水晶体を丸ごと取り出す「水晶体嚢外摘出術」が必要となるケースもあります。日帰り手術が一般的となり眼内レンズの性能が向上するにつれて手術法も進歩を重ねてきましたが、白内障日帰り手術の黎明期より最前線で技術を磨いてきたことで、幅広い症例に対応することができます。
技術の教授や器具の開発を通して
眼科医療の質向上に貢献
白内障の手術においてリクライニング式の椅子を用いる手法や、手術法について講義を行うこともあり、眼科医療全体の質向上に貢献してきました。ドライアイの原因となるマイボーム腺の閉塞を解消するための「吉富式マイボーム腺圧迫鉗子」の開発など、現在の眼科医療を支える器具の開発にも携わっており、より多くの患者さまにより良い眼科医療を提供するために尽力しています。
「もしも!」のときの救急診療にも対応
白内障などの日帰り手術や一般眼科診療はもちろん、太宰府吉富眼科では眼科における救急医療にも対応しております。眼圧が急激に上昇することで激しい目の痛みや頭痛などの症状があらわれる急性緑内障発作は、放置すると失明の危険性のある危険な病気です。このように一刻も早い対処が必要になるケースにおいては緊急手術を実施することもあります。幅広い目のお困りごとにお応えし、多くの方の健康を支えられる眼科医院でありたいと考えています。